知っておきたい糖尿病

糖尿病以外の生活習慣病

糖尿病は、典型的な生活習慣病ですが、糖尿病以外にも、生活習慣病と呼ばれる病気があります。ここでは、糖尿病以外の生活習慣病について、お話していきます。糖尿病を知るためにも、その仲間うちの病気を理解することも、大切であるかもしれません。

血糖値が高くなる

糖尿病の特徴を端的に言えば、血糖値が高くなる病気です。血糖値は、ブドウ糖の値とも言い換えることができます。ブドウ糖は、血液を通して、筋肉の生成や臓器の活動などを促す、人間の体にとって、大切な栄養源です。風邪などを引いて、病院で点滴を受ける場合、通常ブドウ糖が利用されるのは、このためです。しかし、糖尿病の場合、ブドウ糖が運ばれるべき場所に行かず、すなわち、筋肉や臓器などに届かず、血液の中に留まってしまうようになります。そのため、血糖値が高いと糖尿病の危険があることになります。ちなみに、ブドウ糖が血液の中に溜まってしまう原因に、インスリンという物質が関係しているとも見なされています。

インスリン作用が問題

インスリンは、エネルギーを循環させるための物質です。唯一血糖を下げる働きがあり、また、血液中のブドウ糖を各細胞に送り込む作用があると言われています。さらに、血糖を脂肪やグリコーゲンに変換し、エネルギーを蓄える働きもあるとされています。つまり、インスリンによって、ブドウ糖をコントロールしているのです。したがって、血糖値が高いということは、インスリンの作用が正常ではないと見なすことができます。インスリンが不足すると、臓器などの細胞に、ブドウ糖が行き渡らなくなり、全身がエネルギー不足に陥る危険があります。インスリンと糖尿病との関係が深い理由は、こういうことから来ています。

糖尿病の現状

"ある公的機関の全国調査によれば、1997年の時点で、糖尿病の疑いが強い人が約690万人と見なされています。また、糖尿病の可能性を否定できない人が、ほぼ同数の約680万人に及ぶと言われ、先の疑いが強い人と合わせれば、実に、全国で約1

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